様々な増税対策を利用すると増税前よりお得に買い物できるかもしれません。

増税後の方がお得に買い物ができる?

増税後にお得に買い物をする女性

 

平成元年に「消費税」が制定されてから「消費税の増税」が起こる際には常に「駆け込み需要」やその後の「景気下降」という景気の上下が起こってきました。
今回の増税も景気に大きな影響を与え、「過去最悪クラスでの消費意欲の低下」を招くことが懸念されています。

 

なので今回の増税に際して、国が企業や地方自治体に対して「景気回復」や「増税後の生活支援」といった「増税をデメリットにさせないための対策」を行なっています。

 

軽減税率の賢い利用

 

今回の増税の目玉である「軽減税率」において「増税以前」までの生活の質を保つために「食品」と「新聞」に対して「消費税が8%のままになる場合がある」という対策が施されています。

 

「軽減税率」の適用範囲として、普段の買い物のような「人が食べるものを持ち帰る場合」における食品類の購入について「消費税が8%のまま」とされるようになります。
また「食品類」の中でも「10%の税率が適用される」場合は「外食」などに挙げられる「店内で飲食をする」場合になります。

 

ですから、「持ち帰ることも店内で食事をすることもできる」ような飲食店の場合は、会計時に「持ち帰り」の意思を示すことで「8%の消費税」でお買い物をすることができます。
少しでもお得にしたい場合、可能な限り持ち帰って自宅で飲食をするようにしましょう。

 

プレミアム商品券の発行

 

増税対策の一環として「地方自治体」から買い物をお得にすることができる特別な商品券が発行されています。それが「プレミアム商品券」です。

 

この商品券は一枚あたり「500円相当の価値」のあるものですが「400円」で購入することができます。
これを利用して買い物をすることで20%の割引を受けられることと同義になるのです。

 

しかし、この商品券には発行対象が決められており、「2019年度の住民税非課税者」もしくは「3歳未満のお子様がいる世帯」に限定されてしまいます。
ですので、適用範囲は狭いですが現役の子育て世代にとっては非常に価値のある制度となっています。

 

自動車税の減税

増税後お得になる自動車の購入

 

自動車の購入も増税後の方がお得になることがあります。「自動車税」は名前が「自動車税(種別割)」に変更され、最大で現行の税金より4,500円も割引されるようになります。

 

また、普通自動車や軽自動車を購入される場合は、車の環境性能が良いほど割引が適用される「環境性能割」が新たに登場します。
「地球に優しい車を選ぶことで安く車を購入できる」二重に嬉しい割引になります。

 

国や企業のキャンペーンをうまく使おう

 

景気の冷え込みが予想される中で、企業や自治体によって様々な増税対策が打ち出されています。
使い方によっては増税前よりお得な買い物ができる制度があるので、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか

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